ほぼ毎日 ポッドキャスト英語日記:NGO活動など、日々の暮らしの出来事を英語と日本語で音声配信しています。 フィリピンの少数民族支援、がん患者会、英語の授業・・・などなど

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新しい本

2008年10月 7日 fuuko | | コメント(0)

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大学に行くと、ここ半年、教授がかかりきりになっていた(the book he has been working on)病理学の本(pathology lecture)が完成していました。10月1日からの後期授業には間に合いませんでしたが(can't make it to the first class of the second semester)、今週、170人の学生がいっせいにこの本を開いて授業を受けるのですから、想像すると壮観です(it's spcetacular)。一緒に作った医学英語の本の雰囲気を受け継いで、まず先生と生徒のやり取りが各章に出てくるのですが(the dialogue between the professor and his student)、呼吸器の章では(the chapter of respiratory organs)"アズマ君"や"ラング"さんが登場。ほぼ全ての重要語は英語が併記されています(important medical terms are put down with English)。医学生ではありませんが、勉強になるからと、私も一冊いただきました。そして早速次の本の構想を練る教授。のど元過ぎれば熱さを忘れる(The danger past and God forgotten)と言いますが、えらく早く苦労を忘れたようです。

戦地に向かう人々

2008年8月26日 staff | | コメント(0)

音声を聞く(別ウインドウが開きます)

尊敬する新進ジャーナリスト、堤未果さんの新書"ルポ貧困大国アメリカ"を読んで、政治思想とは関係なく(without relation to political ideas)、貧しい人々の最後の頼みの綱として(as the last resort of poor people)軍隊があることに改めて暗澹たる思いがしました(I was profoundly depressed)。学費や医療費が高いアメリカで、あっけなく貧困層に転落した(impoverished)人々がイラクに赴く。軍人としてならまだしも、民営化された戦争に(the privatized war)民間人として参加する人たちは、戦死者の中に入れられず(they are not counted among the killed in action)、保障もない。先日の平和集会でも、格差が広がる日本で、行き場をなくして自衛隊に入る人たちの話が出たばかりです。思想信条とは関係なく、平和憲法9条すら関係なく、食べていくことが出来ずに戦地に向かう(going off to war because of their poverty) 人が出る。こんな状況にはっきりとノーを突きつけるために、力を合わせなければと思います。

今更ですがはまっています

2008年8月19日 staff | | コメント(0)

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たまたま手に取った文庫本の"世界の終わりとハードボイルドワンダーランド"(the end of the world and the hard-boiled wonderland)が始まりでした。翻訳家としての村上さんに敬服し(I esteem him highly as a translator)、彼の短編小説は幾つか読みましたが、長編は初めてでした(I hadn't read his full-length novel)。春樹作品の特徴であるパラレルワールドが(his stories are characterized by the existence of the parallel world)、この小説では二つの物語が同時進行することで、実質的にも(practically)形式的にも(formally)明確に二つの世界が平行して展開します。私好みの巻き込まれ型(to get involved easily)やせ我慢キャラの主人公が(who stoically endures pain)、ハードボイルドではまってしまいました。遅ればせながら村上春樹氏の長編を読んでいます。まだ"ノルウエイの森"(Norwegian Wood)はちょっと恥ずかしくて(I feel self-conscious)手が出ませんが・・・

あっという間に6月が過ぎて

2008年6月30日 staff | | コメント(0)

6月8日の日曜日から、あれよあれよと(while staring with amazement)過ぎてしまった6月。知らない間に梅雨は本格的だし(for real)、なぜかすでに夏物バーゲンも始まっています(they are already holding a sale)。この週末久しぶりにゆったりと座って本を読む時間が持てました(I had a relaxed time to lean back into a chair to read a book)。文庫になった人気エッセイコミック“グーグーだって猫である"[E:cat]を遅ればせながら(belatedly)手にしました。さすがに大島弓子、長年一緒に暮らした猫が他界したその喪失感と(sense of loss)、もっと気をつけてやっていたらという自責の念が(feeling remorse over not taking good care of her cat)、軽妙な絵の中に哀しく結晶していました(her sorrow evolved into a wonderful piece)。二代目の猫グーグーとの暮らしが始まり、卵巣癌(cancer of ovary)になり、復帰し、と波乱万丈の日々が(eventful life)描かれています。続きが文庫になるのが待ちきれないから(I can't wait for the pocket edition)、単行本で買っちゃおうかな。

走り続ける人

2008年4月25日 staff | | コメント(0)

授業と授業の間、出来るだけアジアセンターの引っ越し作業に参加していますが、細切れの時間しか取れないので(I can spare just a short time)申し訳ない限り。少しずつ少しずつ(bit by bit)片付いています。目一杯(up to the limit)ビルに詰め込んでいた本がなくなると、こんなに広い階段だったのか(the stairs are spacious)、こんなところに窓があったのかとびっくりします。40万冊の本を集め、分類し(collected and classified four hundred thousand books)、この開架図書館(open-access library)を築き上げたのは一人の人間の情熱(the devotion of one person)でした。その人は今も走り続けていて(he never stops working)、15年をかけて大きくした図書館を縮小するため、今日も本を運び出しています。虚弱な私は、1時間半本を降ろしただけで足ががくがくですが(I have a cramp in the legs)、これを営々と(unflaggingly)毎日何時間もやっている人がいることが、奇跡です。

ライラ!

2008年1月30日 staff | | コメント(0)

もうすぐ日本で映画が公開されるファンタジー、黄金の羅針盤(the golden compass)。たまたま文庫本を手にとって(I happened to get a paperbacked book in Japanese)、あっという間に引き込まれました(I became carried away)。大人向けといってもいいほどの神学的な内容(theological story)、善人とも悪人ともいえない複雑な登場人物たち~なにしろ主人公のひとりはいきなり人を殺すのです~、説明し過ぎない早い展開(the story swiftly unfolded)。3部作計6冊を一日一冊のペースで読んでしまいました。最後は神が死に(God died at the end)、死後の世界もなくなり(there is no afterlife)、人間は現世で楽園を築かなければ、死後に報われたり裁かれたりしなくなります。うそをつくことが天才的にうまい(the liar of genius)ライラが成し遂げた快挙、ジョン・レノンがイマジンで歌ったように、天国はない(there is no heaven)、全ての人が、今日この世界で精一杯生きている(living for today)ことが全てになるというお話。今度は英語でじっくり読んでみようとおもいます。ライラの世界では魂が肉体を離れて、ダイモン守護霊として(as a guardian angel)動物の形でその人に寄り添っています。ちなみに黄金の羅針盤ホームページで見つけてもらった私のダイモンは、オスの虎(he-tiger)でした。合ってるかも(it suits me)。

ありがたきかな

2007年12月19日 staff | | コメント(2)

医学英語という本が出てから、わが妹はこうした専門書が置いてありそうな大きな書店(large-scale book stores selling specialized books)を回っては本が並んでいるところを写真に撮っています(she is taking a picture of copies of my book on the shelf)。J堂では検索機で私の名前で本を検索したら(she searched the book by my name)出てきた!とそのページを印刷して持ち帰り、母はその紙切れを財布に入れて(my mother keeps the piece of paper in her wallet)持ち歩いているとか。携帯電話で写真を撮るとカシャっという音がするので(make a shutter tone)、お客や店員に不審がられているそうです(Customers and shop clerks feel suspicious about her)。ありがたき家族愛(most gratifying love of my family)。

出来ました!

2007年11月30日 staff | | コメント(0)

とうとう完成しました(The book has finally come out)!構想は2年以上ですが(we conceived an idea two years ago)、実際に本気で取り組んだのは今年の夏の初めから秋にかけてです。目がかすみ(My vision was blurry)、肩も首もバリバリになりました(My neck and shoulders were stiff)。パソコンのスペルチェック機能が効かないような専門用語に泣かされました(unfamiliar technical words were great trouble to me)。それでも、すこしずづ目が慣れて(get used to)、saturation も tachycardia も親しい単語になってくれました。もちろん、大半は医学部の先生が書かれた本ですが、確かに私も執筆した本が、完成したのです。アルクから“トップジャーナルの症例集で学ぶ~医学英語"というタイトルで12月には書店に並びます(hit bookstores in December)。立派に装丁された本を(well-bound book)手にとって達成感を味わっています(I feel a sense of accomplishement)!

忙しくても読了

2007年11月13日 staff | | コメント(0)

本の仕事のしわ寄せは(writing the book had a strong impact on my other works)、他の授業の準備が直前にならないと出来なかったり、患者会のお知らせはもちろん、紅葉狩り(viewing colorful autumn leaves)の手配も他の人にお任せしてしまったり、ピナツボ・アエタ教育里親プログラムのニュースレターも発行がぎりぎりになったり(the new issue of our newsletter is delayed)と、各方面に及んでいます。その忙しさの中、カラマーゾフ読了(I finished reading this long novel)。勢いで(got a boost)、この小説の新訳を担当した亀山郁夫氏の“カラマーゾフの兄弟続編を空想する"(a sequel to the novel)というエッセイを購入してしまいました。でも、校正は本当に一段落したようだし、授業もひとつ終了したし、年末に向けて少しゆっくり出来そうで、新たな本を探すのが楽しみ(I am happy to have spare time to read a new book)。

カラマーゾフの兄弟

2007年11月 5日 staff | | コメント(2)

人生に必要なことはカラマーゾフの兄弟の中に書いてある、という言葉をどこかで読んだことがあります。昔々、背伸びしたティーンエイジャーだった頃に(when I was a teenager, trying hard to do more than I was able to do)新潮文庫で読んだことがあったような・・・今回古典新訳(new translation)文庫で読み直しています。細かいところは忘れていましたが(I don't remember details)、二番目の兄イワンの、大人は原罪があって(human beings have the original sin)、苦しみや死に意味があるのかもしれないが、子供の苦しみには意味など見出したくない(suffering of children does not have a point)、そんなキリスト教的永遠の調和はいらない(I don't like to have such Christian kind of harmony)、というところは覚えていました。共感したからです(I was in sympathy with the idea)。本の仕事で日曜日も出勤(work on Sunday)、目を酷使している(abuse my eyes)のに、電車の中でずっと読んで(I read the book on the train all the way to work)、今3巻目が終わるところです。

面白すぎ!

2007年10月15日 staff | | コメント(0)

久しぶりに新刊のミステリーを(a new mystery book)手に取りました。書評などでもジェットコースターのようとありましたが(a book review says this is like a roller coaster)、スピード感あふれる展開、サイコミステリーでドキドキハラハラする(pulse-pounding story)割りに残酷過ぎないので(not bloody too much)読みやすく、あっというまに読了。ドイツの新しい才能、これが処女作(his first novel)のセバスチャン・フィツェック作“治療島"です。愛娘の失踪後、失意のあまり治療は引き受けなくなった精神科医(psychiatrist)のもとを訪ねてきた統合失調症の患者(schizophrenic)が語る妄想(delusion)に失った娘が出てくる・・・うっかり手に取ったら止まらなくなるので(unstoppable)、週末に読むことをお勧めします。

シークレットサンタ

2007年10月11日 staff | | コメント(0)

高校時代の友人から電話をもらいました。病気のことを知って気になっていたけど(I have been anxious about you since I heard of your disease)なかなかかけられなくて・・・とのこと。そして私がすっかり忘れていたことを話してくれました。“あなた、私のシークレットサンタだったじゃない?"と。カトリック系の学校だったので、クリスマス前の一ヶ月、くじ引きで(choose one's partner by lot)全員が誰かのシークレットサンタとなり(everybody is somebody's secret Santa)、その人のために心を配るのです。祈ったり、匿名で小さなプレゼントをしたり、さりげなく何かのときに手助けしたり(help your partner anytime quietly)。私は山本周五郎の本から書き抜いた言葉を彼女に贈り続け(I quoted a passage from books of Yamamoto Shugoro every day)、クリスマスには本をプレゼントしたのですが、電話で言われるまですっかり忘れていました。彼女は、本の名前も、特にお勧めした短編の題も覚えていて(she keeps the name of the book in memory)、お連れ合いにこの話をしたら、彼もすっかり周五郎ファンになり、いまでは二人で本を読んでいると言ってくれました。何年もたってから、今度は私がサンタから贈り物をもらったみたいに(She became my secret Santa and gave me a gift this time)嬉しい電話でした。ちなみに本は、深川安楽亭で、おすすめの短編は水の下の石。渋い高校生だったんです。

読書大好き

2007年9月30日 staff | | コメント(0)

アジアセンターのレギュラークラスで、英語の本を出来るだけたくさん、楽しく、実践的に読みましょう(Let's do a lot of reading in English)ということになり、英語の多読(extensive reading)にみんなで取り組みます。読書大好きな私、もちろん日本語で書かれた本の方がスピードが上がりますが、ページをめくるのがもどかしいというような本を選ぶことさえ出来れば(If you pick up a right book, you can't stop turning the pages)何語で読んでいるのかを忘れて没頭できます(you will get lost in the book)。そういう読書をすることが、英語を勉強している生徒さんたちにとって、次のステップに上がるかけがえのない経験(the most precious experience)になるでしょう。レベルに合わせて色々な本を紹介しようとしてうっかりThe lion, the Witch and the Wardrobe を読み始めて止まらなくなりお風呂で読破しました(I read the book in the bath tub)。ナルニア国物語の始まりです。

青い日に生まれて

2007年9月 7日 staff | | コメント(0)

サヴァン症候群(Savant Syndrome)であり、アスベルガー症候群(Asperger's Syndrome)のダニエルには数字は色や形や感情を持った友人のような存在で(To Daniel, numbers are friends ; they have colors, shapes, even emotions.)医師や研究者ではなく、本人が自らの能力について(writer himself is a savant and he lets readers in on how his mind works)、これまでの人生について語った本、Born on the Blue Day を読みました。水曜日に生まれた彼は、すなわち青い日に生まれたのです(He was born on a blue day as he was born on Wednesday)。彼にとって9は青(the number 9 is blue to him)、水曜日は青、333は美しく、289は醜い。1は光り輝く白(the number 1 is a brilliant and bright white)、23は小さく、議論する声は青く、5には波が岩に砕ける音を感じるのです(The number 5 is the sound of waves crashing against rocks)。この共感覚(synaesthesia)が、彼を天才にし(this ability made him a genius)、また生活者としては大変な苦労をする(It gave him a lot of difficulties)ことになるのですが、とにかく本を読んで、その豊かなダニエルの世界を垣間見てください(you can get into the extraordinary mind)。驚嘆します(everyone will marvel at his many abilities)。

こまぎれの時間に

2007年8月22日 staff | | コメント(0)

暑さと、通勤時間の長さのために、今日はスカイプで(Skype:IP communication)大学と繋いで仕事。良い考えだったのですが、ほぼ一日作業になってしまって移動時間にお昼寝(sleep on a train)というわけにいかなかったから、良し悪し(It has pros and cons)。発送やら授業の準備やらの合間を見て、コーヒーブレイクや猫の餌の時間などのこまぎれのお休みに(in short breaks)、ハリーポッター最終巻(the latest and the last book of Harry Potter)をようやく読破。分厚い重い本で、夏休みの旅行には持って行きたくなかったので、終わって良かった(I didn't like to take the book on my trip because it's too thick and heavy)。翻訳でしか読んでいない生徒さんに、どうなるか教えてあげようか?と意地悪できます(I can be mean to my students)。

やった

2007年8月19日 staff | | コメント(0)

時間泥棒に時間を奪われているようなこの頃(I have been short on time as if I had had my time stolen)、来週に予定している夏休みの前に、絶対ニュースレターの編集印刷を終えてしまうぞ!(I will absolutely do it)と決意しつつなかなか進みませんでした。週末にボランティアスタッフが発送を手伝ってくれるというのに、私の用事がダブルブッキングで(I duble-booked)、結局発送も真夜中などに一人でやることになり(I have to find time to send the newsletters by myself)、ピンチでした(I was in a crunch)。でも何とか大学の授業の後、いつも印刷をさせてもらう事務所にたどり着き、友人が全面的に手伝ってくれて(my friend was behind me 100 %)完了。持病(chronic disease)があり、色々忙しいのに、私のために事務所を開けて、編集ミスで印刷が長引いてもずっと付き合ってくれた友達(she went all the way for me)。本当にありがとう、おかげさまでひとつ山を越えました。

そろそろ焦ってきました

2007年6月23日 staff | | コメント(0)

昨日今日と大学で作業。一年越しでやってきた医学英語の本の準備も(we've been preparing the medical English book for more than a year)、そろそろ本当に時間切れになりそうです(We'll be running out of time soon)。世界の一流の研究者や医師が(Top researchers and leading scholars)最先端の医療(state-of-the-art medicine)を語るケースは奥が深く(we find the deeper meanings of the texts every time we read them)、どこまで解説するか、どこで終わりにするかを見極めるのが難しいところ。私がコンピュータを使いこなせないので(I'm not familiar with computer technology)、資料のはめ込みや組み換えが難しいですが、これって思いがけずOJT(on-the-job training)をやっているようなものです。お金をもらいながら医学英語とコンピューターを学べるなんてラッキーです。(I'm lucky because I get paid for studying medical English and computer technique)

間に合わないほど

2007年6月14日 staff | | コメント(0)

事務局長が頑張って色々なところから本を引き取ってきて、分類が間に合わないほど英語の本も大量に蔵書されています(a large number of English books in our book stock)。個人の寄付はもちろん、他の図書館や研究機関が処分したもの(books other libraries and research institutes discarded)、バザーの売れ残り(remaindered books)など、ありとあらゆる本があります。貴重な古書(antiquarian books)もあれば、こんなのも置いておくの?という古本(secondhand books)もありますが、会員のひとりが言うように、“いつかこの本を必要とする人が現れるかもしれないし、本は腐りませんから(books never go bad)"ということでしょう。また、これだけネットで情報が氾濫していても消したり書き換えたりが簡単な(easy to delete or rewrite)それらの記述よりも、用意に書き換えられない紙媒体は貴重な情報(valuable information)になってくるでしょう。本の洪水に立ち向かっています(stand up for inundation of books)。

どれだけ読めば気がすむの?

2007年6月 2日 staff | | コメント(0)

信頼している書評家(reviewer)は何人かいますが、今一番面白いと思っているのが豊崎由美さんです。日本の文学賞(literary awards in Japan)を検証、批判して話題の“文学賞メッタ斬り!"(right to cut down well-known selectors and literary works)も、20世紀のベストセラーを考察した“百年の誤読"(One hundred years of reading mistake)も胸がすっとしました(I was excited and refreshed)。権威によりかからず(she doesn't cower at authority)自分の目を信じて(She trusts herself)斬っていくし、才能に対する愛があります。彼女が最近出した“どれだけ読めば気がすむの?"に紹介されて読んだ本は今のところ期待を裏切られていません(doesn't let me down)。特に、薦められなければ手に取らなかっただろう古川日出男。教えてもらえて感謝です。ここではないどこか別の世界に久しぶりに入り込めた(I was in somewhere before I knew ;far from here) 小説でした。

ウエルカム・ホーム!

2007年5月28日 staff | | コメント(0)

鷺沢萌の小説を初めて読みました。もうすでに他界している作家ですが、このウエルカム・ホーム!が書評によると(According to the book review)私の好きそうな作品だったので読んでみたのです。血のつながらない(not blood-related)人間同士が家族になっていく二つの物語。血のつながらない女の子の継母になる女性の物語の方は、女としての気持ちが生々しくて(too realistic)心に痛い部分もありましたが(Its vividness gave me a pain)良かったです。でも、父親の親友をもうひとりのパパと慕い、いつかそのパパが結婚して子どもが出来たら、もう一緒には住めないだろうけど、“でも、一緒に住んでいなくても家族だと僕は思う"(We are a family though we can't live together anymore)と書く少年が出てくる物語の方は、本当に私好み!(I found the story perfectly to my taste)社会の単位である家族は、別に血縁じゃなくてもいいんだ(a family is not necessarily consanguineous)、お互いを思う合う気持ちで選び取って家族になっていいんだ(We can make a family just with caring feeling)。こんな家族を描いた作家がもうこの世にいないことが残念です。

英文法の本

2007年5月19日 staff | | コメント(0)

色々なクラスを教えるようになったので、久しぶりに、英文法の良いテキスト(a good English grammar book)が欲しいなと思って買ったのが“表現のための実践ロイヤル英文法"です。綿貫陽先生とマーク・ピーターセン先生の共著(collective writing)で、旺文社から出た比較的新しい本。山ほど出ている英語の本の中からこれを選んだ決め手は、敬愛する翻訳家柴田元幸さんが推薦されていた(an excellent translator Mr.Shibata, who I have a high regard for) からです。ルールではなく実情に即した画期的な本(fit in with the reality of current English usage)だと推薦しておられました。“I found it difficult to talk about that" のようなfind の使い方が今までピンとこなかったのですが、これは単に、そのことについて話すのは難しいと"感じる"ということだとはっきり書いてありました。難しいと"悟った"、と言いたいなら“I realized that it was difficult to talk about that"という風に別の動詞を使うはずだとのこと。勉強になりました。

匂いをかがれるかぐや姫

2007年5月 6日 staff | | コメント(3)

英語の仕事をしていると、自分の専門でない分野(not in my own ground)を翻訳して欲しいという依頼があります。そういう時、英語翻訳機がもっと使い物になるといいなあと思うのです。今評判になっている(become popular)“匂いをかがれるかぐや姫"は、昔話を英語翻訳機にかけて、それをまた日本語翻訳機にかけるというやり方で、思い切りシュールな物語(the surreal story)が展開している本です。とにかくお腹の皮がよじれるほど面白い!(You will laugh at your head off)桃太郎の一節はこうです。“一個の非常にビッグモモが、上司ブラコッコ上司ブラコと一緒に川の上流層から流出しました"どんぶらこっこのどんがboss Buracoccoと訳され、それが上司ブラコッコとなったようです。大笑いすること請け合いです(I assure you that this book will crack you up)。

かえるくん

2007年4月27日 staff | | コメント(2)

吸血鬼シリーズは読みつくしてしまったので(新刊はまだペイパーバックでは出ていないのです:a new book is not yet in paperback)遠足を楽しみにしている子供のように(like a child who hardly waits to field trip)、翻訳をするのが嬉しくて、楽しく仕事をしているという村上春樹さんの発言にびっくりしたので、初めて彼の本を読みました。村上さん本人が編集した短編集で(short stories author's edition)、その中でも“かえるくん、東京を救う"が気に入りました。二本足で立ち(a frog who stands on hind legs)言葉を話す2メートルもあるかえるは 、自分のことをかえるくんと呼んでくれ(Call me Frog)、と言います。この作品を英語に翻訳する時、この“かえるくん”をどう訳するかが問題になったそうです。思わずかえるさん、と呼びかけてしまう主人公に、かえるくん、と訂正するかえる。Mr.FrogとFrogに落ち着いたとのこと。阪神大震災の後にこの作品を書かないわけにはいかなかった(He couldn't help writing this story after the Great Hanshin Earthquake)という村上氏。作家なんだなあ。

同じ本を

2007年4月15日 staff | | コメント(0)

春期コースとして始まったアジアセンターの授業は、人数が倍増(Students have doubled)、新しい人に刺激されて前からの生徒さんも張り切ったおかげで(An old student was stimulated to greater efforts)、なかなか良いクラスになりました。授業のあと、吸血鬼ファンタジーシリーズの最終巻を買おうと(I wanted to buy the final volume)、大きな本屋さんの洋書コーナーに寄りました。ハリー・ポッターや指輪物語(Lord of the Rings)と違って、そんなに何冊も仕入れていない本でしょうから、私と同じ時期に同じ本を読んではまっているなという人がいることが分かります(I know there is someone who enjoys the same story) 。私と同じペースで(Someone keeps pace with me in reading)誰かが同じ本を買っているのです。今日はとうとうその人の方が早く最終巻を買ったようで、在庫切れに(out of stock)なっていました。洋書の注文は時間がかかるので、アマゾンで注文しました(I ordered the book online at Amazon's site)。

吸血鬼もの

2007年4月12日 staff | | コメント(0)

旅行中の暇つぶし(kill-time)というか、飛行機で移動する時の待ち時間に(waiting hours) 読もうと買ったペイパーバックは、ミステリーとファンタジーの融合のような吸血鬼もので(vampire novel blending mystery and fantagy fiction)、シリーズになっています。巻が進むごとに荒唐無稽になっていき(becoming incredible and spacey)、また多少ハーレクインぽくなっていきますが、なかなか楽しい A southern Vampire Novel アメリカ南部を舞台にした吸血鬼小説です。1巻目の Dead until dark から今は4巻目の Dead to the world を読んでいます。

ハリーポッター

2007年2月21日 staff | | コメント(2)

最終巻(the last volume)が7月に出るハリーポッターシリーズ。
次回作が出るのに時間がかかっているので、どんな展開だったか忘れています(I don't remember clearly how the story unfolded)。
読み直そうと思ったら、さすがに面白く(as expected of the world
best-seller)けっこう時間を取られてしまいました。第6巻でダンブル
ドア校長先生が殺されたし、最終巻の7巻では重要な登場人物が二人死ぬと(two main characters are going to be dead)作者が予告している(announce beforehand)ようでもあり、児童文学の枠を超えた(go beyond the borders of juvenile literature)ダークな展開になって
きました。第一巻が出版されたのが10年前ですから、ファンも成長
しているし(readers who are big fan of Harry Potter series grow
up)、これで良いのかもしれませんが・・・

◆英語語句解説◆
今のところ読める最新刊は第6巻のHarry Potter and the Half-Blood Princeです。日本語ではハリー・ポッターと謎のプリンスというタイトルになっていて、half-blood 混血という表現が避けられています。7月に出る第7巻はHarry Potter and the Deathly Hallows で仮の邦題がハリー・ポッターと死の秘宝だそうです。


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忘れていた本

2007年1月12日 staff | | コメント(2)

引っ越しのごたごたで、昨年の夏から読み始めて3分の2くらいは読み終えていた Historian をすっかり忘れていました。本棚を整理していて(when I arranged the books on the shelves)、読みかけのペーパーバックを発見(I noticed the book I had started to read and forgotten)、今日から再読です。My dear and unfortunate successor : 私の親愛なる不運な後継者よ、という手紙の謎を今度こそ最後まで解き明かさなければ(I have to unlock the mystery)。みぞおちの痛みは治まりましたが(the pain in the epigastric fossa subsided)、背中が張って、痛みがあるのは今日も続いています。ただの筋肉のコリ(muscle stiffness)のようでもありますので、ストレッチをしました。


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新年です

2007年1月 2日 staff | | コメント(0)

自分へのお年玉に(New Year's gift to myself)、絵本を買いました。本屋さんに行く度に(When I browse in a bookstore, I surely read this picture book)立ち読みしては涙をこらえていた(I fought back my tears)絵本。思い切って買って、年越しをするくらいの時間に(when the year began anew)部屋で読んだら、人目がない分やたらに泣けてきて(I had my cry out)、元旦の朝(On New Year's day morning)、目が腫れて(puffed up)困ってしまいました。宮西達也さんの絵本です。乱暴もので意地悪なティラノサウルス(tyrannosaur)が、一口で食べようとしたアンキロサウルスの赤ちゃんに、お父さん!と言われてけなげな子育てをする一作目:おまえうまそうだな、から、全5巻、なんで?と思うくらい涙が出ました(I don't know what made me cry like this)。新年には義姉さん一家が訪ねてきたので(the family of my sister-in-law came over)にぎやかにお祝いしました。

◆英語語句解説◆
立ち読みという表現は、英語ではぴったりするものがなくて本にざっと目を通すという意味のbrowse を使いました。拾い読みという意味と、店内を見て回るという意味があります。書店に掲示する立ち読みお断りを英語にすると、No Browsing without Buying ですが、日本語の立ち読みの意味を考えると No reading here の方がはっきり意味が伝わるかもしれません。
 

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カズオイシグロ

2006年11月13日 staff | | コメント(0)

昨日授業の帰りに買ってきた小説“わたしたちが孤児だったころ"(When we were orphans)を、一気読み(I read this book through at one go)。日本生まれですが(born in Japan)、幼い頃からイギリスで育ち(raised in Britain)、ふたつの文化を生きる作家(a writer who lives in two cultures)イシグロカズオのベストセラーで、前から読みたかったのが文庫になっていたので(I waited for the paperback edition)。彼の作品はいつも英語で読むか日本語で読むか迷いますが、今回は翻訳で読みました。現在から過去を振り返る(look back to the past)お得意の(his favorite tactic)視点で、夢の中のような不思議な手触り(intriguing feeling)が続く小説でした。やはり力のある書き手(competent writer)だなぁと思います。

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世界文学を読みほどく

2006年10月13日 staff | | コメント(0)

作家で評論家(a writer and critic)で鋭い読み手の(acute reader)池澤夏樹さんが好きで、彼の京大での集中講義録(transcript of his closely-packed series of lectures):世界文学(world literature)を読みほどくという本を義父からもらって、大学への長い通勤時間の行き返りで(long time spent commuting to college)読み終えました。さすがに実作者なので、単に論評すると言うのではなく、これは作者の視点がどこにあって(where is the writer's standpoint ?) 書かれた小説なのかを教えてもらい、大変面白かったです。久しぶりに文学少女時代(literary youth)を思いだして楽しいひとときでした。心に残ったのは、ヴェネガットの作品に出てきた言葉です。人生について知るべきことは、すべてドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟(almost everything about life is in the Brothers Karamazov)の中にある・・・だけどもう、それだけじゃ足りないんだ。だから新しい小説が書かれ(so people work on a new novel)、新しい世界観が(new vision of the world)描かれるのですね。

◆英語語句解説◆
人生について知るべきことは、すべてドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟の中にあるという言葉は、アメリカの小説家 Kurt Vonnegut の Slaughterhouse five に出てきた言葉なので、実際の英語は本文の訳とは違うと思いますが、まだ英語で読んだことがないのでこのようにしました。
slaughtr house とは屠殺場のことです。この本は第五屠殺場という意味になります。

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通勤時間に

2006年8月23日 staff | | コメント(3)

大学での仕事は通勤時間が長いのが玉に瑕(spot in the sun)です。慣れない間はその時間を利用して授業の予習をしたりして(preparing my lesson)、学生のようだったのですが(look like a student)、この頃は余裕があるのです(I have time to do some other things) 。 iPodで音楽やポッドキャストを聞いたり、本を読んだりしています。この頃、今まで読んだことのないような(unprecedented)新しい物語の書き手や、聞いたことのない(unique)新しい音楽の作り手が出てきているので、その才能に(unusual ability)、敬服と羨望の思いを抱きつつ(feeling love, respect and envy)、楽しませてもらっています。たとえば、いしいしんじさんの童話とも寓話(fable)ともつかない物語や、ハワイアンでありジャマイカンでもあり、ジャパニーズサウンドでもある爽やかな Def Tech の音楽(refreshing music by Def Tech)。英語の生徒さんにお薦めしたい Holes という平易な英語で書かれた飛び切り面白い児童文学(a fascinating book for children)。すごいなあ。(That’s impressive !)

北村薫

2006年7月31日 staff | | コメント(0)

この作者が覆面作家(anonymous author)だった頃、名前と作品の可憐な主人公の雰囲気から、若い女性作家と思われていたそうです(people thought that the writer would be a young woman)。実際は温厚そうな中年紳士なのですが(in fact, he is a middle-aged gentleman, who look like kind and mild)、今回の新作も、どうしてこんなに女性の気持ちや女同士の友情が細やかに描けるのだろうと思いました。5年前に読んだらおそらく分からなかったと思うところもありました(If I had read this book 5 years ago, I might have failed to understand)。主人公の一人は、はっきりとは描かれませんが乳がんで逝きます。その人の最後の日々(last days)が、胸に迫るのは今、読んだからでしょう。こんなにすてきな人たちがこんなことをなぜ思い煩うのだろう(why do they bother themselves about this small stuff ?)と思う部分は、なぜか私が幼い頃からあたりまえと考えている部分。親子は、血がつながっているかどうかではない(ties of blood don’t count)、同じ時間をどういう風に過ごしたかにかかっているということ。哀しくて誠実な(sad but faithful)物語でした。

◆英語語句解説◆
覆面作家というのは日本語の表現ですから、覆面をしたmasked という英語を使ってしまうと、仮装しているみたいに聞こえます。覆面強盗 masked bandit とか、仮面舞踏会 masked ball という英語があります。
本文では、匿名のという英語anonymous という形容詞を使いました。


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血管が細くても

2006年7月 1日 staff | | コメント(0)

化学療法終了後、どうも血管が著しく細くなっているようで、なかなか静脈注射が出来ないのです。今日も、CT(computed tomography scan)のための造影剤を入れるのに先生が苦労したあげく(I had a needle inserted into a vein in my arm over and over again)、何回もやり直すよりいいでしょ、ということで手の甲の血管(a vein in the back of my hand)を使って針を刺しました。イタタ。造影剤(contrast agent)も気持ち悪いし・・・でも、今日はおまじないの本(a book as a charm)を持っていたのでずいぶん気持ちは前向きでした(I kept a positive frame of mind)。小児病院(children’s hospital)の子供たちが書いた詩の本です。お友達になった同室の子より先に自分だけ退院して悪いなあ(He feels sorry because he will be discharged soon, leaving friends)という中学生、両親が心配してくれているのに深く感謝している(deeply appreciative)小学生の詩を呼んだら、ちょっとくらいの痛みで文句を言うわけにはいかないのです(I won’t complain of a little pain)。検査後アジアセンターに手伝いに行くくらい、効果てきめんでした(It worked like magic)。文庫になった“電池が切れるまで”子ども病院からのメッセージという本です。

◆英語語句解説◆
いのちは人間が生きるための電池で、電池がいつか切れるように いのちもいつかなくなるけど、電池のように簡単に取り替えられないのだから、いのちが疲れたというまでせいいっぱい生きよう、という詩。電池はbattery 切れた電池は a dead battery 電池を交換するは replace または change a battery 充電するは charge a battery です。

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ニートっていうな!

2006年3月22日 staff | | コメント(0) | トラックバック(2)

この頃授業の準備に時間を取られて、勉強用の本ばかり読んでいたので、フィリピンに持って行く本をたくさん買いました。誘惑に負けて(listen to temptation)読み始めてしまった評判の本(reputable publicaiton)、「ニート」」って言うな!(Don’t say NEET anymore)が面白かったです。確かにこの1、2年ニート(young people Not in Eduacation, Employment or Training)という言葉をよく耳にします。私も漠然と(have a vague sense)そういう若者に根拠もなくマイナスイメージを抱いていた、ひとりひとりが違う人間で、違う事情を持っていることに気付こうとしなかったことを反省。
日頃、被災者とか、癌患者とかでひとくくりにしてはいけない(we must not generalize victims or must not stereotype cancer patients) と言っているのに。

感心したのは、この本は気分や自分の思いこみで語るのでなく、きちんとデータをあげている(backed by data)ことです。企業が正社員(full-fledged employee)を採らないため仕事を得られない若者を指して「働いていない」「いつまでもフリーター」(job-hopping part-time worker)と眉をひそめ、若者の多様な生き方を認められなくて、イラクで3ヶ月ほど過ごせば生まれ変わると言い放つ(make an irresponsible remarks)政治家の方が大きな問題!
 
◆英語語句解説◆
ニートは英語ですが(その言葉の指し示すものが日本語と英語では違いますけれど)、フリーターは和製英語です。
英語では、本文のように言うか、単にpart-timer, seasonal workerなどとなります。正社員はfull-time worker が指すこともありますし、本文のようにfull-fledged 羽の生え揃った、つまり一人前で資格のある、という形容詞を使うとはっきり意味が示せます。

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